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離岸流(リップカレント)について、もう一度勉強するべきなのかもしれません 海上保安庁によるリガン竜のページ

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台風15号でびびる2



台風15号の大波の中、リーシュロックがぶっちぎれた話の続きです。

やっぱり1年に1回、取り替えなくちゃダメだよなぁ 今日は電車で出勤するから、帰りに藤沢駅のムラサキスポーツに寄って、リーシュロック買って帰ろう。 そういや、このリーシュコードなんて3年は使ってるんじゃないか? 命にかかわるから新しいの買わなくちゃ

反省はしますが、今は予備のリーシュロープはありません。

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もしかしたらボードケースについているかもしれないのですが、水がしたたっているこの格好で、天井裏収納に行く気もしません。

仕方なくニューフライヤーのリーシュロックをはずそうとして思い出しました。 そうだ このリーシュロックがプレセボについてたやつだ。 じゃあパワークエストについてたやつは?

ああ 前オーナーがつけてたやつだよ それじゃあほんと何年たってるかわかんないや


そいつをパワークエストに付け替えて、ふたたび海に到着です。 さっきと同じ場所にカメラをセットし、30分前より心なしか波が大きくなったような海へ入ります。

セットの切れ目を狙って入ったのに、波はすぐに勢いを取り戻しぼくを押し戻そうとします。 すぐに疲れてきました。

うわぁ やっぱ2本目はきつい こんなでか波の日は、初めの勢いでインパクトゾーンを超えないと・・・

何度も何度もドルフィンを繰り返します。 少しでも前に進もうと、浮かび上がる時はバタ足をします。 大きめの波は、そんな努力をあざ笑うかのように押し戻してきます。

しかも東寄りのうねりなので、右へ行くほど沖で割れています。 なのに右へ流されるので、どこまで行っても沖に出られないような気がしてきました。 ああ あきらめよっかなぁ

ちらっと後ろを振り返ってみると、えっ まだここ? というほどではありませんが、進みが悪いのはあきらかです。 浜には3人ほど、かたまってこちらを見てるように見えます。 あの人たちはぼくが苦戦しているのを見ているのでしょう。 

ここであきらめたら、やつらの思うつぼじゃー

気合を入れ直してパドルします。

ときどきボードから下半身をおろし、カエル足で進むというズルを織りまぜて、なんとか沖へ進み出しました。 波と出会うのは、それがブレイクする直前ぐらいのタイミングです。 

リップがヒラヒラ白いしぶきを立てだしたのを上目使いにボードを水中に潜らせると、足先に崩れ落ちる波の衝撃を感じます。 こえー こんなの背中にくらったら背骨折れるよ

どうにかこうにか沖へ出ることができました。 10分経過しています。 そこには先ほどウェアを観察したサッパー1名と、サーファー1名だけしかいませんでした。

ところがここからまったく乗れない時間が過ぎていきました。 近くのサーファーさんも乗れていません。 サッパーさんだけが波を捉えてきえていきました。 残されたのはぼくともう一人のサーファーさんだけです。

入って30分が過ぎました。 ビデオは停止しているはずです。 浜ははてしなく遠くに見えます。 二人しかいないと、ここが正しい位置なのか不安になってきます。 一人でいるよりはマシですが。

茶色い汚い泡ゾーンとの距離を目安にしていたのですが、ふと気づきました。 泡はオフショアに煽られて沖へきている。 なんだかぼくらも沖に押されている気がしてきました。

やばい感が漂ってきたので浜方向へ移動します。 もう一人のサーファーさんも、なんとなく同じように移動を始めました。

うねりの周期なのか、移動による効果なのか、乗れそうな波が入ってきました。 ほどなくもう一人のサーファーさんがテイクオフ!

「ヒャッホー」

声を上げています。 俺もヒャッホー言いてえ! 続く波にトライ。 でも走り出しそうで走り出しません。 くっそー でも波は次々来ます。 おお! これはほんとに行けそう! 掘れ始めた波に合わせてパドルを始めました。

これはいけるー そう確信したのですが、やはりボードは走り出しませんでした。 くぅぅ 歯噛みしながら冲に戻ろうとするところに、ひときわ大きな波がすぐ目の前までやってきていました。

やべ 急いで波に向かってパドルするも、二階建ての家ぐらいの高さはあるのではないかと思える波は(ないんだろうけど)、その頂から雪崩のように崩れ始めたのでした。

腕を伸ばしボードを沈め、その雪崩をくぐり抜けようとしたのですがノーズをめくられて海中に引きずりこまれました。

ボードは手から離れてしまっています。 上下の感覚はまったくありません。 茶色と緑の真ん中の色だけの世界で、かなり深いのかどこにも光りを感じることができません、

もしかしたら逆効果かもしれないのに、とりあえず手だけかいてみます。 光りがまったく近づいてこないことに不安が増してきます。 息がもつのか?

洗濯機の中のような渦が静まり始めるのと海上の光が見え始めたのが同時でした。 体の酸素要求はすでに限界値まできています。

酸素をたぐり寄せるように頭上の水を海底に押しやり、まだ頭が大気につつまれる前から呼吸再開です。

ぷはぁー!

死ぬかと思った・・・ 

安心するのはまだ早いようです。 大きな波が今にも崩れようと いや崩れました。 爆発したかのように白い飛沫を飛び散らせ、巨大な白波が近づいてきます。

助走できん・・・

ドルフィンスルーをしてはみたものの、あっさりめくられて巻き取られていきます。

ボードを離したら死ぬ・・・

ボードをつかんでいるにもかかわらず、そんな浮力はまったく通用しないようで、再び暗闇につつまれてしまいました。 たださすがに水面はつかんでいるボードの方でしょう。 平泳ぎの足で水面をめざします。

ほどなく空中に顔を出すことができました。 浜と思った方向から次の波が押し寄せてくるのを見て軽いパニックに陥ります。 生命の危険を感じ始めました。 【台風の海で50歳男性遭難】 そんな新聞の見出しが頭をよぎります。

「速攻撤退!」

浜へ向かってパドルします。 迫ってきた爆スープを利用しようとするも、テールから巻き上げられて、またぞろ海に沈んでいくのでした。






コメント
46サーフさん

こんばんわ。お久しぶりです。
笑ってはいけませんが、笑ってしまいました。
海の怖さが伝わりました。
今日は行くチャンスだったのですが、友達が止めてくれたので良かったのだと思います。
まだ6回の私には地獄だったんでしょうね。
もう二週間行けていないのですが焦らず楽しまないといけないと思いました。
  • JZA-70
  • 2017/09/17 7:24 PM

JZA-70さん こんばんは!

笑ってくれてかまわないですよ〜
でもご自身は気をつけてくださいね(^-^)

秋はサイズが上がることが多いので、行く機会を増やしたいところですよねぇ
  • 46サーフ
  • 2017/09/18 7:29 PM

46surfさん、散々な日のようでしたね。
先週末もそうですが、ここの所何日かは湘南も大きい波の日が多かったですよね。

二度目はリーシュロック切れなかったようですけど、くれぐれも【台風の海で50歳男性遭難】って事のないように・・・。
自分も他人ごとでは無いので、気を付けますよ。

細かい部品は、定期的に交換していくようにしましょう!
  • のぶ
  • 2017/09/20 12:40 PM

この記事が多くの人のリーシュやリーシュロックを新調させて危険を未然に防いだでしょう。
お疲れ様でした。

巻かれた時の描写がリアルですね。自分が巻かれた時を思い出します(*_*;でもデカ波に入るとレベルも上がるように思います!
また今週末もちょっとサイズアップですかね?私事ですがニューボードが届いたので楽しみです♪
  • しも
  • 2017/09/21 1:01 PM

のぶさん こんばんは!

なにも起こらないと、ついついそのまま使ってしまいますからね〜
気をつけます(^o^)/
  • 46サーフ
  • 2017/09/23 7:04 PM

舞太郎さん こんばんは!

この記事で救われる命があったら本望です!
  • 46サーフ
  • 2017/09/23 7:05 PM

しもさん こんばんは!

今週末は休みなしです(´・ω・`)
ニューボードはなにを買ったのでしょうか?
  • 46サーフ
  • 2017/09/23 7:06 PM

ニューボードはJUNJISONODAです!
知ってますか(*_*;?
  • しも
  • 2017/09/23 11:19 PM

しもさん おはようございます!

訊いておいてごめんなさい
勉強不足で知りませんでした。

いいボードだといいですね(^-^)
  • 46サーフ
  • 2017/09/26 6:08 AM

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